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海です。
今日から9月、今年もて残り4ヶ月。はやいですね~。
今日は毎年山形市で行われる日本一の芋煮会が開催されています。
「芋煮会」は山形県が始まりである、というのが定説になっています。
東北地方では、秋の行楽シーズンには家族親戚、サークル仲間、会社の同僚や親しい友人と共に、野外で汁物を作り歓談する「芋煮会」が広く催されます。
里芋は貯蔵がむずかしいので、冬を前に親しい仲間同士が持ち寄り、
川原で芋煮の会食を楽しんだのが「芋煮会」の始まりとされています。
大正年間に旧制山形高校の学生だった動物文学の草分け戸川幸男は、高校時代に山形市内の河原で
「芋煮会」をするのに”場所取りが大変だった”と書いています。
「芋煮会」はそのころにはすでに山形県の庶民の娯楽として定着していたのですね。
芋煮の起源は諸説ありますが・・・
”サトイモを使った汁物”という意味では江戸時代まで遡ると思われます。
お米が税金として取り立てられていた幕藩体制の中では、
農民はお米以外の作物でカロリーを確保する必要がありました。
サトイモは、粟ひえ等の雑穀類や大豆等の豆類と共に、山形県内では広く食べられていたカロリー源
だったようです。このころは貴重な食べ物だったんだと思いました。
芋煮会は秋のお花見みたいなもの。この場を通じてコミニュケーションをする場でもあります。
いろいろな交流を深めたいものです。